七五三のお祝い
2021-11-01
早いもので、今年もあと二か月となりました
ほとんどの方はワクチン接種もお済の事と思います
ですがワクチンを打っていると言っても安心は出来ません
今後もマスクの着用・手指の消毒を励行し
三密を避けるかたちで健康的な生活を送ってください。
インフルエンザの増える時期でもありますので
お子さん、お孫さん、小さいお子さんがいるお宅は心配事が尽きないとおもいます
どうぞ、お気をつけくださいね
さて、11月と言えば七五三です
家族で写真を撮りお参りに行く方も多いでしょうが、
実に羨ましい限りです。
私の子供たちもやりましたが、もう遠い過去の記憶です・・・
あんなに可愛かったのに、今は生意気盛り(はあ)
では本題に入ります
七五三はみなさんご承知の子供成長を祝う行事です
諸説ありますが、云われとして、徳川綱吉の長男の健康を願って始まったとされます
もとは関東圏内で行われていた行事でしたが、やがて京都や大阪にも伝わり
全国で行われることになったようです
では子供の何を祝うのでしょうか?
七五三というだけに7才・5才・3才の子供のお祝いというのは常識ですが
各年齢ごとに何のためか知っていますか?
3歳では「髪置き」5歳では「袴着」7歳では「帯解き」と言われます。
「髪置き(かみおき)」というのは幼児(特に女児)が髪を伸ばし始める時期です
元来この年齢までは幼児は髪を剃る習慣があり、それを終了する儀式を行ったようです
「袴着(はかまぎ)」というのは初めて幼児に袴を履かせる時期で江戸時代以降は特に男児に行われました。男児から少年への成長として当時の正装である羽織袴を身に着けた儀式です
「帯解き(おびとき)」 というのは主に女児が着物の付けひもを取って初めて普通の大人巾の帯を締めるお祝いです、一人で帯を結べるようになる事で大人の仲間入りとするケジメの儀式です
7・5・3と、奇数年に祝うのは中国では「奇数は縁起のよい数」とする思想からくるものといわれます
そもそも、昔は今の様に医療技術も乏しく
子供が無事に成長を見届けるのが難しかったようです。
そのため、節目でお祝いするのは子供の成長や健康を喜び幸福と長寿を祈願するものでした。
現在でも子供の成長を喜ぶ親心に変わりはないので、今でも行われ続けています。
まあ、多少生意気でも成長は嬉しいものですよ(笑)