「神無月」「神在月」
2021-10-01
早いもので今年もあと三ヶ月となりました
みなさん新型コロナのワクチン接種はお済でしょうか
10月のコラムは何にしようかと考えあぐねいております。
こちらのコラムは9月に一生懸命したためております
まあ10月というのは仏事などで、皆様に知られていることが少ない少ない
実際は十夜十日法要というのがあるのですが、あんまり興味ないでしょ?
ハロウィンのコラムも何か違う気もしますし・・・
そんな感じで「神無月」という月の異名、旧暦についてしたためます
今月もなんとなくコラムですのでご了承ください
暦の上で10月を「神無月(かんなづき・かみなしづき)」といいますが
なぜ10月は「神」「無」「月」というのでしょうか
神様が10月に無くなる?ということなんでしょうかね?
とは言っても実際に無くなることはなく、
全国の神様が10月に島根県の出雲大社へ向かい
来年の事を話し合うそうです
諸国の神々が不在になっても心配ありません
留守神とよばれる神様が出雲へ赴いている間、守ってくれるそうです
ちなみに、出雲は10月に神様が集うので「神在月」と呼ぶそうです。
とうい話で終わりたくはないので、掘り下げます
じゃあ神様たちは何の事について話し合うのでしょうか
諸説ありますが、出雲に集まった神々は、来年の天候や農作物の出来
酒の出来などを話すそうです。
もちろん会議とは名ばかりの宴会なものですから、
場が盛り上がれば、人々の縁や運命について話すのだそうで
酔った勢いもありつつ、「あいつとあのこをくっつけちゃえ」
的な感じだそうです
出雲大社が「縁結びの総本山」などという云われはこの事なのですかね
知らない人同士がひょんなことから恋愛に発展するのは、神様の思し召しなのでしょうね。